シャンプー豆知識と当社クレンジングについて

こちらでは当社が拘ったシャンプーの基礎的な考え方(豆知識)と、それに伴った当社の「エクストリートクレンジング」についてご説明致します。

シャンプー(頭皮と髪についての)豆知識

シャンプーとしてはまず、
細胞的に死んでいる髪と、毛根を備え活性している頭皮は需要が全く違う事を理解する事から始まります。
ポイントは髪、頭皮共に守るのに欠かせないバリアの役割をしている「皮脂膜」。
汗と油が混じったもので頭皮だけでなく体全体を覆っています。頭皮は夜中に大体覆われますが、髪は根元から皮脂膜が覆うのに一日に約10cmで遅いと言われています。

シャンプー的に重要なのはこの皮脂膜をどうするか。

頭皮を中心に考えれば、
基本的には一日の終わりに洗い流し新しい皮脂膜の再生を促すのがシャンプーの目的で、古い皮脂膜を温床とし雑菌等で嫌な臭い、乾燥して表皮と共に剥がれるフケの除去が目的です。
個人差がありますが3日以上シャンプーをしなければ、上記の悪影響が体感レベルまで顕著になり、朝晩シャンプー等でシャンプーをしすぎると、新しい皮脂膜が全体に行き渡る前に流してしまい、頭皮が無防備になる事で雑菌等の影響を直接受けるようになりかゆみ等の皮膚的なトラブルになりやすいので注意が必要です。
但し、代用品で皮脂膜を補うのは頭皮には基本的には無理で、頭皮系で流通している物は育毛剤等の水分が基本となり、油分ガードは基本的にされません。頭皮はスキンケアがそのまま当てはまるのですが、髪への需要が油分で栄養では無いので(逆に雑菌の温床になりかねない)髪に当たる部分は妥協せざるを得ず、バリアは自生する皮脂膜に依存しています。

髪を中心に考えれば、
基本的には一日の終わりに洗い流し新しい皮脂膜の再生を促すのがシャンプーの目的というのは頭皮と同じで、古い皮脂膜を温床とし雑菌等で嫌な臭いが発生するのを防ぐのが目的です。
個人差がありますが3日以上シャンプーをしなければ、上記の悪影響が汗の水分が揮発し油分だけが残る事で髪がべたついていき、朝晩シャンプー等でシャンプーをしすぎると、新しい皮脂膜が毛先へと行き渡る前に流してしまい、油分不足で髪がパサついていき、油分でキューティクルに蓋ができなくなり髪の中の水分も減っていき強度が落ちる事で切れ毛、枝毛等の症状が出てくると思います。
但し、細胞的に生きてはいないので髪の方は単純で、髪の中の水分を油分で封じ込めれば良く(髪の約11%の水分量を保持し続ける)、髪の皮脂膜(特に根元から10cm以降)はトリートメントやヘアオイル等の油分で代用が効きます。
逆に言えば、髪に必要なのは活性を促す栄養剤では無く、欠損したキューティクル等を補修する補修剤と毎日シャンプーする方や乾燥毛の方であれば足りないであろう髪の回りを覆う油分バリア(保護剤)です。

つまり、頭皮の皮脂膜をしっかり泡立てて流そうとすれば髪が傷みやすく、油分を多めに配合して髪を守ろうとすれば油分が頭皮に残存してしまう。
頭皮に良い栄養剤は髪にはほぼ関係が無く、髪を守ろうとする保護剤は頭皮には悪影響になりやすい。
この相反する目的をどう中和するかがシャンプーを制作する上でのブレンダーとしての腕の見せ所です。

以下、豆知識目線での当社クレンジングのご説明です。

当社の「エクストリートクレンジング」のご説明

<目的>
・素早い泡立ちと泡切れ
・ご年配の方のシャンプー作業の手間の少なさと安全性
・添加剤で何とかしようとせずシャンプーの根本スペックから実現
・何も考えずとも何方様でもシンプルな結果が出て「これでいい」と思って頂ける物を

<特徴>
・素早い泡立ちと泡切れ
高品質の基材を元にテストを繰り返し最適と思われる基材のブレンドを実現。

・ご年配の方のシャンプー作業の手間の少なさと安全性
週二回のシャンプーでも泡がしっかり立ち、リンス要らずでもご年配の方々の髪を大切にし、ドライヤーで乾かす時も早い等でご自身や介護士さんの負担を軽減できるもの。
これを無添加・無着色・無香料(旧表示指定成分,合成着色料,合成香料不使用)表記が可能な基材で安全性を最重視しながら制作。

・添加剤で何とかしようとせずシャンプーの根本スペックから実現
昨今で主流の香りを第一義としたり大量の内容成分のブレンドで制作しようとせず、基本的な基材の高バランス化のみで実直に制作する事で、根本的なシャンプー剤としてのクオリティーUPを図る事。
結果的にエマルジョン混入白濁色のリンスインシャンプーとは全く違う泡立ち、無添加、軋みの少なさ、アフターリンスを必要としない無色透明の新しいシャンプーが完成。

・何も考えずとも何方様でもシンプルな結果が出て「これでいい」と思って頂ける物を
単純に泡が立つ、泡切れが良い、シャンプー中に髪が軋まない、シャンプー後に指が通る等の反比例(泡立てば軋みやすい等)しやすい結果を高次元でご実感頂ける事を重視。
更に使い続けて頂ける為に、使用量にも拘り出来るだけ少ない使用量で結果が出るような工夫や容器デザインを工夫する事で高コスパを実現し環境にも優しい仕様に。
*シャンプー+リンスのコスパを高持続型シャンプー1本で賄える&超えるように制作

以上です。長年の研究から生まれたシャンプー、「エクストリートクレンジング」を今後とも宜しくお願い申し上げます。

*1年以上動画のシャンプーの仕方で安全性を確認しております。リンス、コンディショナー、トリートメントも無しです。アルベリア【alberia】店舗の美容院ご予約、ご来店にて私の現状をご確認頂けます
*あくまでテスト動画ですので当クレンジングを洗顔にはご利用にならないで下さい

髪のハテナ?「冬に髪はどうして痛むの?」ホームケアでの対策

前回の続き、
髪のハテナ?「冬に髪はどうして痛むの?」ホームケアでの対策です。

写真はalberiaでのトリートメント「Acqua-veil」の施術後の写真です。
それでは。


▼ホームケアでの対策
▽乾燥によるダメージの予防

[保湿]

笑われそうですが…乾燥している場所に行かない事w
部屋では加湿、機械が無ければ水スプレーをできるだけ細かくして部屋に散布。など。

[保油]

キューティクル保護の意味で、髪の表面の油分を切らさないようにしましょう。
油分があれば、コートされているので髪のダメージや静電気を抑えることが出来ます。
特に中間〜毛先は夏より多めにヘアオイルを使いましょう。

[ヘアアレンジ]

単純に乾燥する面積が狭くなるからです。
シニヨン、おだんご、ハーフアップなど。縛るだけでも効果的。


▽ホームケアでの乾燥対策

[寒くて乾かなくても、きちんとドライヤーで乾かしましょう]

常温、室温での自然乾燥は大敵です。毎日のことですから一番影響があり、春に結果が出ます。
*前掲載の原因を参照
9割ぐらいの乾き方がベストです。

[毛先までのシャンプーは避けましょう]

特に冬は、ロングの方ほど毛先が脆くなっています。
界面活性剤が要る油分は頭皮と髪の古い皮脂膜で、雑菌の原因になるので落とさなければいけませんが、
毎日洗髪する条件ならば皮脂膜は根元から約10cmまでしか髪を覆いません。

実はシャンプー前の3〜5分以上の湯洗(髪の長さに比例)でほこり他の外的要因なら約90%落ちます。
湯洗後に頭皮&髪の根元を中心にやさしく洗いましょう。
あと、シャンプー回数自体も夏の70%目安でほぼ大丈夫です。しない日は湯洗→トリートメントで。

[寝る前、出かける前に]

何より重要なのは、保油。
乾燥をしっかり防ぐためには、油分で髪を埋めてしまうのが一番手っ取り早いです。

夏と同じ感覚でつけるのではなく、
寝る前はつけムラなくつけて寝ると朝起きてのケアやスタイリングがとてもしやすくなります。
特に出かける前はたっぷりと。髪が広がらない量が適量です。

どちらもつけた後に、
軽くコーミングやブラッシングすると(冬は静電気対策で木製推奨)、ムラなくつきます。

最後にオススメのヘアオイルを。


▼当店オリジナルホームケア商品

aranciana X-treat protector
(アランシアーナ エクストリート プロテクター)
https://www.amazon.co.jp/dp/B074374FX1


髪が乾いた状態ならいつでも使える純粋オイルトリートメントです。
つけるだけの簡単お手入れで、髪を強力に保護します。

強力なので冬に一番ご好評を頂いており、大活躍するヘアオイルです。
冬の乾燥対策にぜひどうぞ。


これで冬のダメージ対策はバッチリです。
春に冬の乾燥ダメージで驚かないよう、しっかりお手入れしましょう。


髪のハテナ?「夏に髪はどうして痛むの?」美容室での対策

前回の続き、髪のハテナ?
「冬に髪はどうして痛むの?」美容室での対策です。

写真はオーナー主催の美容室”alberia”での最強のトリートメント、”Acqua-veil”の施術中の写真です。
内容的には夏のものに追記したものです。それでは。


▼美容室での乾燥ケアについての追記

[内部細胞に栄養と水分を与え、水分流出と乾燥を防ぐ防御壁(コート)を髪に構築する]

夏と違うのは、乾燥対策です。
特にコートはしすぎてもホームケアでの対処がしにくくなるのでバランスが大切。施術内容は下記へ。
スカルプケアでは栄養と水分補給、マッサージによる血流促進はできますが、コートが難しい(研究中)のでここでは割愛します。


▼美容室での対策

▽トリートメント施術

[ホームトリートメントと美容室施術トリートメントの違い]

大きく違うのは薬液成分と施術方法です。

薬液成分は、免許をもった美容師でしか取り扱えないものが使える点です。
施術後効果が高く持続するものほど美容室専用品です。
ホームケアトリートメントで重視されているのは栄養分より施術後の手触りがよいものが多いです。

施術方法は、分かり易いのが加温方法。
各美容室の設備や独自方法での加温で薬液の効果を促進させます。

髪の手触りや質感など、天使の輪が出来るのは美容室施術。
それを持続させるためのホームケアトリートメントというのがオススメです。

[ダメージ回復目的]

毛髪内部栄養補給が有効です。

外部タイプよりは手触りなど結果が分かりにくいのですが、水分&栄養補給が目的でハリコシなどの変化があります。
トリートメントを毎日しているつもりでも、
気がついたら髪が細くなっていたりするのは外部タイプで、内部にトリートメントが浸透していない証拠です。

[ダメージ予防目的]

毛髪外部保護(キューティクル保護)が有効です。

内部タイプより施術後の手触りが圧倒的に違うのが特徴。
外部コートをすれば、キューティクル欠損部もカバーされ表面が滑らかになるのが理由です。

トリートメントは内部タイプがいい、外部タイプがいい。ではなく、
内部タイプで栄養補給後、外部タイプでコートして栄養を逃がさないのが理想です。


▽トリートメント以外の施術

[カットについて]

「カットをしたほうが、早く伸びる?」とよく聞かれます。正解は、伸びやすいです。

髪には、怪我をした皮膚がかさぶたになるような自己修復機能がありません。
一度傷ついた髪は元に戻ることはありませんので予防が肝心です。
ダメージ部分は主に毛先ですが、その毛先のダメージ部分がすぐ上の健康な部分に、
ブラッシングなどの物理的影響などでダメージ部分が広がっていきます。

その他では、髪は全部が均等に伸びているわけではありません。
部分部分で伸び方が違い、ヘアスタイルが不均等になっていきます。
この不均等な部分に落ち着きがなくなり、お手入れ時に痛ませてしまう場合も多いです。

結局伸ても最後は切れてしまいます。その部分を予防的にカットすることが有効です。
いわば、伸ばす途中のメンテナンス的なカットをすることで、きれいな髪のまま早く伸ばすことが可能です。

[その他について]

カラーは赤茶けた紫外線系のダメージに有効です。
欠損したメラニン色素の変わりに、代わりの発色剤を入れてあげることは、
カラーの負荷率より、メラニン色素のあった場所を埋めてあげることで、毛髪のツヤが戻りやすくなる場合があります。


▽当店の施術
ヘアダメージのレベルに応じて、3typeのトリートメントがございます。

当店のトリートメントは、お値段が上がるほどいい物という価値観ではなく、
内部&外部&内部外部両方とケア目的ポイントを明確にした構成です。

最後のコートは約3週間の持続性能がありますが、
施術の次の日でも当店でならばカラーで色が変えられる事をバランス基準にしています。


ご自分の髪の状態がよく分からないという方は、
当店スタイリストが的確な毛髪診断をし、ご予算、ご希望のヘアスタイルにあったトリートメントをご提案させて頂きます。

冬のダメージケア、ぜひご相談ください。


▼alberiaトリートメント紹介

~* Treatment_”Acqua-coat”/トリートメント「アクアコート」 *~

髪外部コートタイプトリートメント。
短時間&低予算でできるお手軽トリートメントです。
毛先のパサツキが押さえられ、手触りがUPします。

~* Treatment _”Acqua-veil”/トリートメント「アクアヴェール」 *~

髪内部補修タイプトリートメント+「アクアコート」施術。
髪の内部に栄養を補給し、長持ちさせる外部コートをします。
(施術の最後にストレートアイロンでの特殊コートがついています)
トリートメントの持続力がUPし、天使の輪&サラサラの手触りになります。

トリートメントのほかにも、
オリジナル加湿施術のAcquaカラーやAcquaストレートなどの”Acquaシリーズ”で髪の状態を整える方法などもご提案させて頂いております。


次回は「ホームケアでの対策」です。

髪のハテナ?「冬に髪はどうして痛むの?」原因

お客様からのご質問が大変多いものにお答えする、「髪のハテナ?」。
今回のテーマはこちらです。

「冬に髪はどうして痛むの?」

今回はシーズンに間に合いましたw
こちらを「原因」、「美容室での対策」、「ホームケアでの対策」と3回にわたってお送りします。
では早速。


▼原因
まず、原因の諸説を紹介します。


▽トータル的に冬のダメージは「乾燥」がキーワード
髪のダメージの外的要因が四季の中で夏の次に高いのが冬。理由が空気の乾燥です。

乾燥の何がまずいかというと、あらゆる表面細胞の水分が無くなるから。
髪の水分量が10%を切れば当然髪はもろくなり、枝毛や切れ毛、ツヤが出ないなどの症状がでます。

分かりやすいのが「静電気」が出る状態。
*静電気はイオンバランスが崩れることでおきます
→髪は+イオンをおびやすく、髪が乾燥した状態から擦れるなどで増大し、+-のイオンバランスを取るために過多+イオンを放出=静電気

完全に水分&油分切れで髪をコートする守りが無い状態です。

ちなみに、
静電気は起きにくいですが、頭皮や表皮も全く同じ状況です。
寒さで収斂している&乾燥の状態で休止期に近づき、次の毛髪が生えにくく現存のものも抜けやすい状態になります。
そして夏と違い、日が当たる所以外は大丈夫な紫外線とは違い、乾燥は全ての場所に影響します。


▽外的要因と夏からの累積ダメージ
前項でお話しした乾燥を増長させる外的要因のお話です。

「外気、エアコン」

外気は寒いのに?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、問題は空気の湿度。
目安は湿度が40%を切ると注意が必要。

外気は、
寒いとそもそも空気中に水分が循環しにくく、さらに雪によって空気中の水分が奪われて乾燥します。
エアコンは、
単純にエアコンの熱による水分奪取と、
外気を取り込み部屋を暖かくする事で暖かくなった部屋での飽和水分量が上がり(外気と内気の水分量は変わらないままなので)乾燥します。
*降雪前→降雪後と、外気10度→内気(屋内空気)20度では湿度がほぼ半分になる。が目安

これに、
夏のケアをせずに冬に突入すると、ダメージを受けた髪が水分を保持しきれずに更に乾燥します。
*髪や皮膚の健康の定義=乾燥時の水分保持量

簡単にいうと、
水分がなければ細胞は脆くなります。
積んでいる水タンクにダメージで穴が空いていれば、いくら水分を入れようとしても貯まらない。
ということです。

あと夏でも触れましたが、美容室でのダメージ。
カット以外のメニューでは夏と同じく体感ダメージ有り、乾燥に合わせた適切なケアが必要です(次項で触れます)。


▽ホームケアでのダメージ
冬のホームケアダメージで一番多いのは、
「冬はドライヤーで半乾き、暖房部屋で自然乾燥。」というパターンです。

夏のケアでもお話ししましたが、
常温や室温ではキューティクルが引き締まらず、髪の中の水分は空気中にどんどん放出されていってしまいます。
ドライヤーのかけすぎも禁物ですが、熱を当てない状態で自然乾燥させることもオーバードライになるのです。
*キューティクルが引き締まる温度=約65度以上

冬なので乾燥を基準にお話を。
実は髪に水分を入れておかなければいけないのにドライヤーで乾燥さないといけないというジレンマを抱えているようにみえますが、
健康な髪ならば、飽和水分量11〜13%を保持したままキューティクルが締まるので問題ありません。

逆に、
不健康な髪ならば、水タンクの穴=キューティクルが剥がれている箇所他から本来内部に保持されてなければいけない水分までもが放出されてしまいオーバードライに。
これが、冬にかかわらず「ドライヤーをかけるとパサつく」原因です。
ですが、だからといってドライヤーをかけないとさらにパサつく結果になります。

これも夏でも言いましたが、ドライヤーで乾かすことに四季は関係ありません。
髪を乾燥させる事に矛盾を感じず、キチンとドライヤーで乾かしましょう。


原因は以上です。次回は「美容室での対策」をUPします。


*私の毛髪科学知識は、私が独自に20年以上に渡り勉強したもので、諸説あることをご理解ください。
(実際に毛髪にはまだ科学者でも解明できない人体の神秘的な謎が多数あります。例=髪は生きてるのか、死んでいるのか?など)

髪のハテナ?「夏に髪はどうして痛むの?」ホームケアでの対策

Treatment-Acqua-veil

前回の続き、

髪のハテナ?「夏に髪はなぜ痛むの?」ホームケアでの対策です。

 

写真はalberiaでのトリートメント「Acqua-veil」の施術後の写真です。

それでは。

 

▼ホームケアでの対策

▽高気温、紫外線によるダメージ

[直射日光を避ける]

つばの大きめなハットや、日傘が紫外線に有効。
髪や頭皮に紫外線を直接当てない事が重要です。

 

[ヘアアレンジ]

単純に紫外線が当たる面積が狭くなるからです。
シニヨン、おだんご、ハーフアップなど。縛るだけでも効果的。

 

[髪の表面の油分]

キューティクル保護の意味で、髪の表面の油分を切らさないようにしましょう。
油分があれば、コートされているので髪のダメージを抑えることが出来ます。

 

▽夏のすごし方やホームケアのダメージ

[暑くても、きちんとドライヤーで乾かしましょう]

常温での自然乾燥は大敵です。毎日のことですから一番影響があり、秋に結果が出ます。
但し、夏は渇く時間が早いので、ドライヤーでのオーバードライには注意しましょう。
9割ぐらいの乾き方がベストです。

 

[毛先までのシャンプーは避けましょう]

特に夏は、ロングの方ほど毛先のダメージが顕著です。
ただでさえ油分が少ないところに界面活性剤は大敵。

シャンプー前の湯洗でほこりをしっかり落としたら、
頭皮&髪の根元を中心にやさしく洗いましょう。

 

[海、プール対策]

ベストなのは、水に髪をつけないこと。
後にドライヤーで乾かせるシチュエーションが少ないからです。

 

他には、紫外線対策でふれたことを全て実行。
しっかりヘアオイルをつけてアレンジで出来るだけ小さくまとめ、なるべく直射日光に当たらないこと。
ヘアオイルがなければ、
臨時でお肌用の日焼け止めを軽く髪につけるのも、何もしないよりはいいでしょう。

 

▼当HPオリジナルホームケア商品

 

aranciana X-treat protector
(アランシアーナ エクストリート プロテクター)

 

髪が乾いた状態ならいつでも使える純粋オイルトリートメントです。
つけるだけの簡単お手入れで、髪を強力に保護します。

小さいので海など夏のイベントでも大活躍です。
夏のヘアダメージ軽減にぜひどうぞ。

これで夏のダメージ対策はバッチリ。
秋に夏のヘアダメージで驚かないよう、しっかりお手入れしましょう。

 

 

アランシアーナamazon店
https://www.amazon.co.jp/dp/B074374FX1




髪のハテナ?「夏に髪はどうして痛むの?」美容室での対策

sejutu-Treatment-veil

前回の続き、髪のハテナ?

「夏に髪はどうして痛むの?」美容室での対策です。

 

写真はオーナー主催の美容室”alberia“での最強のトリートメント、”Acqua-veil”の施術中の写真です。

それでは。

 

▼美容室での対策

▽トリートメント施術

 

[ホームトリートメントと美容室施術トリートメントの違い]

大きく違うのは薬液成分と施術方法です

薬液成分は、免許をもった美容師でしか取り扱えないものが使える点です。
施術後効果が高く持続するものほど美容室専用品です。
ホームケアトリートメントで重視されているのは栄養分より施術後の手触りがよいものが多いです。

 

施術方法は、分かり易いのが加温方法。
各美容室の設備や独自方法での加温で薬液の効果を促進させます。

髪の手触りや質感など、天使の輪が出来るのは美容室施術。
それを持続させるためのホームケアトリートメントというのがオススメです。

 

[ダメージ回復目的]

毛髪内部栄養補給が有効です。

外部タイプよりは手触りなど結果が分かりにくいのですが、水分&栄養補給が目的でハリコシなどの変化があります。
トリートメントを毎日しているつもりでも、
気がついたら髪が細くなっていたりするのは外部タイプで、内部にトリートメントが浸透していない証拠です。

 

[ダメージ予防目的]

毛髪外部保護(キューティクル保護)が有効です。

内部タイプより施術後の手触りが圧倒的に違うのが特徴。
外部コートをすれば、キューティクル欠損部も表面が滑らかになるのが理由です。

トリートメントは内部タイプがいい、外部タイプがいい。ではなく、
内部タイプで栄養補給後、外部タイプでコートして栄養を逃がさないのが理想で、特に夏は両方が必要です。

 

▽トリートメント以外の施術

[カットについて]

「カットをしたほうが、早く伸びる?」とよく聞かれます。正解は、伸びやすいです。

 

髪には、怪我をした皮膚がかさぶたになるような自己修復機能がありません。
一度傷ついた髪は元に戻ることはありませんので予防が肝心です。
ダメージ部分は主に毛先ですが、その毛先のダメージ部分がすぐ上の健康な部分に、
ブラッシングなどの物理的影響などでダメージ部分が広がっていきます。

 

その他では、髪は全部が均等に伸びているわけではありません。
部分部分で伸び方が違い、ヘアスタイルが不均等になっていきます。
この不均等な部分に落ち着きがなくなり、お手入れ時に痛ませてしまう場合も多いです。


結局伸ても最後は切れてしまいます。その部分を予防的にカットすることが有効です。
いわば、伸ばす途中のメンテナンス的なカットをすることで、きれいな髪のまま早く伸ばすことが可能です。

 

[その他について]

カラーは赤茶けた紫外線系のダメージに有効です。
欠損したメラニン色素の変わりに、代わりの発色剤を入れてあげることは、
カラーの負荷率より、メラニン色素のあった場所を埋めてあげることで、毛髪のツヤが戻りやすくなる場合があります。

 

 

▽当店の施術

ヘアダメージのレベルに応じて、3typeのトリートメントがございます。

当店のトリートメントは、お値段が上がるほどいい物という価値観ではなく、
内部&外部&内部外部両方とケア目的ポイントを明確にした構成です。

 

ご自分の髪の状態がよく分からないという方は、
当店スタイリストが的確な毛髪診断をし、ご予算、ご希望のヘアスタイルにあったトリートメントをご提案させて頂きます。
夏のダメージケア、ぜひご相談ください。

 

 

▼alberiaトリートメント紹介

~* Treatment_”Acqua-coat”/トリートメント「アクアコート」 *~

髪外部コートタイプトリートメント。
短時間&低予算でできるお手軽トリートメントです。
毛先のパサツキが押さえられ、手触りがUPします。

~* Treatment _”Acqua-veil”/トリートメント「アクアヴェール」 *~

髪内部補修タイプトリートメント+「アクアコート」施術。
髪の内部に栄養を補給し、長持ちさせる外部コートをします。
(施術の最後にストレートアイロンでの特殊コートがついています)
トリートメントの持続力がUPし、天使の輪&サラサラの手触りになります。

 

トリートメントのほかにも、
オリジナル加湿施術のAcquaカラーやAcquaストレートなどの”Acquaシリーズ”で髪の状態を整える方法や、
エクステンションで直射日光を避けるヘアスタイルのご提案などもさせて頂いております。

 

次回は「ホームケアでの対策」です。

 

 

髪のハテナ?「夏に髪はどうして痛むの?」原因

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お客様からのご質問が大変多いものにお答えする、「髪のハテナ?」。

今回のテーマはこちらです。

 

「夏に髪はどうして痛むの?」

 

ちょっと(?)遅くなりましたがw
こちらを「原因」、「美容室での対策」、「ホームケアでの対策」と3回にわたってお送りします。

 

▼原因

まず、原因の諸説を紹介します。

 

▽高気温、紫外線によるダメージ

髪のダメージの外的要因が四季の中で一番高いのが夏。理由が高気温と紫外線です。

まず高気温ですが、単純です。気温が高い分、髪の水分が揮発しやすいということ。
髪の水分量が10%を切れば当然髪はもろくなり、枝毛や切れ毛、ツヤが出ないなどの症状がでます。

紫外線のダメージは、大きく分けて2つでアミノ酸の分解とメラニン色素の分解。
アミノ酸の分解は、髪の3大結合「システィン」を分解し髪がもろくなります。さらに頭皮の毛母細胞に悪影響を及ぼします。
メラニン色素の分解は、俗に言う「カラーの退色」の状態が赤茶っぽくおきます。

少量ならば殺菌作用があり体内でビタミンDをつくるうえで欠かせない紫外線も、
夏はネガティブ要素が強いので肌と同じように防ぐほうに努力をしましょう。

 

▽夏前からのダメージ

意外と知られていないのが、夏前にすでに夏のダメージが蓄積されることです。

高温は7月以降ですが、紫外線は5月からすでに強くなっています。
その夏前にご需要が多いのが縮毛矯正やデジタルパーマなど強めの薬液を利用した施術です。
5~6月に夏の紫外線対策をされないで毛髪に負荷をかけ、
秋まで美容室施術(回復、予防トリートメントなど)をされない方が、秋にダメージが顕著に出やすいパターンです。

 

ホームカラーやホームストレートパーマをされた方は、上記のパターンで2倍以上のダメージがでます。
単純に薬液が髪質にあわせてチョイス出来ないので結果強い薬液になり、髪に負荷をかけにくい施術ができないからです。

 

他にも冬の乾燥ダメージから髪が細くなり何もしないまま夏のダメージを受けてしまう方もいらっしゃるでしょう。
夏のヘアダメージは、夏前からの髪の状態も重要なのです。

 

▽夏のすごし方やホームケアのダメージ

ホームケアダメージで一番多いのは、「夏は自然乾燥。ドライヤーで髪を乾かさない」というパターンです。

簡単に言うと、常温ではキューティクルが引き締まらず、髪の中の水分は空気中にどんどん放出されていってしまいます。
ドライヤーのかけすぎも禁物ですが、熱を当てない状態で自然乾燥させることもオーバードライになるのです。

 

状況的には海やプール。
夏のイベントとしてかかせないですが、実は髪には最悪です。
海は塩分、プールは塩素が髪の表面のオイル分(エクステンションはコートWAX)を取り去ってしまい、
直に紫外線などの外的ダメージうけ、さらに自然乾燥。
夏のダメージ要因が集約されているといっても過言ではないでしょう。

 

ドライヤーで乾かすことに四季は関係ありません。
ダメージ要素の多い夏だからこそ、キチンとドライヤーで乾かしましょう。

原因は以上です。明日は「美容室での対策」をUPします。

 

 

*私の毛髪科学知識は、私が独自に20年以上に渡り勉強したもので、諸説あることをご理解ください。

(実際に毛髪にはまだ科学者でも解明できない人体の神秘的な謎が多数あります。例=髪は生きてるのか、死んでいるのか?など)

 

 

髪のハテナ?「梅雨に髪はなぜ広がるの?」<ホームケア>

<美容室での対策>の続き、髪のハテナ?「梅雨に髪はなぜ広がるの?」<ホームケアでの対策>です。
では早速。

~ホームケアでの対策~

シャンプー&トリートメント

[シャンプー]

結構お気づきでない方が多いのですが。

洗い方などは色んな所で良く見ますが、実はその前の湯洗(髪を濡らす作業)にポイントがあります。

ポイントは簡単です。シャンプー前に、最低2分以上よくお湯で流すこと。


あるデータではシャンプー前の湯洗の時間が平均30秒というのがあります。

これでは汚れの外的要因のホコリなどが落ちません。湯洗で落ちるものは湯洗でキチンと落としてからシャンプーすると、シャンプーの量も少なくて泡立ちますし、シャンプーの界面活性剤で髪を傷めることもありません。


[トリートメント]

トリートメント、コンディショナー、リンス。この順で髪の内部栄養補給タイプ、外部コートタイプです。

先程のシャンプー前の湯洗が2分以上されているのであれば、毛先10cmはなんでもいいのでシャンプー前につけてそのままシャンプーを。


あとはいつも通りトリートメントをし、バスルームの湿度を利用して少し放置して流しましょう。


ドライ&スタイリング

[ドライ]

自然乾燥は痛みますので、必ずドライヤーで。目的はウェット時に開いた毛小皮(キューティクル)を熱反応で閉じさせるためです。自然乾燥は開いたままの毛小皮から乾燥している空気中に水分が抜けてしまい、ドライ時の毛髪の水分が保持できません。


逆に言うと、毛小皮を閉じさせれば良いのですから、乾ききる前の90%ぐらいでドライヤーを終わりましょう。ちょっとだけ湿ってるぐらいの状態がベストです。ドライヤーで完全に乾かそうとすると、最初にドライヤーをかけ始めたところがオーバードライしやすいからです。


[スタイリング]

オイル系のコート剤で水分を保持できるようにし、お好きなスタイリング剤をつけてください。

ひと手間が、髪の水分を守ります。

高温のコテは、オイルでしっかりコーティングしてさっとすばやく巻きましょう。

エクステンションも同じですが、ダメージがきても外せるというメリットがありますので、巻きスタイルならエクステンションはオススメです。

 

~当店(alberia)でのホームケア商品~

こちらも少しご紹介させて下さい。
[aranciana X-treat protector(アランシアーナエクストリートプロテクター)]

髪の水分量を安定化させ守ること&無添加、無着色、無香料

この2つでヘアスタイルが美容室施術から市販品に比べ約1.5倍長持ちするよう設計しました。


[ご使用方法]

簡単です。詳しくはこちらのホームページにございます。
http://aranciana.com/protector/


2分以上お流し→コンディショナーをあご下からつけます

→クレンジングでやさしく頭皮をシャンプー

→しっかり流して全体にコンディショナーをつけて5分放置

→お流し

→コンディショナーをワンプッシュもう一度あご下からつけます

→しっかりタオルドライ後ドライヤーを10cmあけて襟足からちょっとだけ湿った状態までドライ

→ドライ後プロテクターを全体に塗布。プロテクターは乾いた状態ならいつでもご使用OKです。

ご紹介したホームケア方法は、お金もあまりかからず、やり方の順番やひと手間で効果がでる方法です。

(ホームページのエクステQ&Aのお手入れ方法などにもございます)

梅雨の髪の広がりなども、水分量が適切で髪に比重(重さ)がきちんとあれば、広がりにくいのです。
逆にぺたっとなる方も、適切な水分量でハリコシを与えて比重の軽いオイルでコーティングし水分の浸入を阻止できればOKです。

最初は?と思われるかもしれませんが、効果は絶大です。(当店のホームページのエクステンションお手入れ方法で実証済みです)

 

梅雨シリーズはこれにて。
面倒な梅雨も楽しく乗り切りましょう♪

 

髪のハテナ?「梅雨に髪はなぜ広がるの?」<美容室での対策>

<原因>の続き、髪のハテナ?「梅雨に髪はなぜ広がるの?」<美容室での対策>です。
では早速。

~美容室での対策~

ストレート施術

[縮毛矯正とストレートパーマの違い]

一般的には薬剤の違いと施術工程でアイロン施術を使用するかしないかです。
縮毛矯正が比較的強い薬剤を使用し、施術工程でアイロンを使用します。

縮毛矯正のほうがストレート力が圧倒的に高いのですが、
毛髪負担率はストレートパーマのほうが低いです。

[ご自分の毛髪タイプやご要望に適した選択]

ただ単に広がるからまっすぐに。となると単純に縮毛矯正ですが、
軟毛や細毛、ストレート後に夏はパーマ予定など状況に応じて選択が必要になります。

その答えは、信頼がおける美容師さんとのカウンセリングが全てだと思います。
ご自分のお悩み、今後のヘアスタイルの予定などをお話され、相談にのってもらいましょう。


ストレート以外の施術

[パーマについて]

逆転の発想です。くせがでてお困りなら、それをヘアスタイルにしましょう。
くせ毛風パーマなど、梅雨で広がる髪質を考えれば、ウェーブをヘアスタイルとして揃えてお手入れを簡単に。

特に、ぺたっとなってしまう方には有効です。
弱めで、やわらかくパーマをかけるとボリュームがでやすいです。

[その他について]

ダメージ部をカットして落ち着ける、トリートメントで髪の比重を増させ広がりにくくする、
エクステンションの重さで沈める。などがあります。

 

~当店(alberia)での施術~

せっかくなので少し触れさせて下さい。
[acquaストレートパーマ]

当店のオリジナル、「acquaシリーズ」の特徴は「オリジナルの薬剤調合と湿熱加温」です。
乾熱機械を使わず、湿熱で加温することにより、
乾熱の薬剤調合よりずっと髪に負担の少ない調合で施術できることです。

例えばacquaストレートは
単純に、ストレートパーマよりのびて、縮毛矯正のようにストンとならず、自然にのびます。
モイストストレートの独特な手触りは、梅雨でお困りの方にきっと光明になるものと信じています。
*ホームページのmenuに解説がございます
http://alberia.jp/menu/06straight.html

[カウンセリングの徹底化]

ご要望に応じて、当店ではmenuを当日変更なされてもまったく問題ございません。

実際にお客様のヘアスタイルや髪質を見させて頂かないと、
施術後にご満足頂ける適切なコメントをお話できないと考えているからです。
ですので、施術予想時間よりお時間を少し多めに頂ければと存じます。

一度でも当店へご来店頂いた方は「toroca!」電子カルテにて詳細なデータがございますので、
お電話やメールでのご相談もお気軽にどうぞ。担当者が真剣にお悩みを解決致します。

また、当たり前のことですが、
カットやトリートメントで十分に湿気の広がりを落ち着かせられる方に、ストレートパーマ系の施術はお勧めしません。
ご予算にも応じてしっかりカウンセリングさせて頂きますのでお気軽にご相談ください。

次回は「ホームケアでの対策」です。

髪のハテナ?「梅雨に髪はなぜ広がるの?」<原因>

久々投稿になりましたが…何からいこうかと考えて、6月といえば梅雨…で、これでしょう。とw
お客様からのご質問が大変多いものにお答えするコーナー、「髪のハテナ?」今回のテーマはこちらです。


「梅雨に髪はなぜ広がるの?」


こちらを<原因> <美容室での対策> <ホームケアでの対策>と3回にわたってお送りしようかと。では早速。

~原因~

まず、諸説を紹介します。

湿気が髪に付着

空気中に霧散している水分が、髪の毛小皮(キューティクル)に付着

→髪1本の体積が増える→髪の比重(重さ)より、増えた体積が勝ってしまう

→1本1本が隣の1本を押す形となり、ヘアスタイル全体が膨張。


湿気の水分がダメージ部に浸透

髪が傷んでいる=髪を守っている毛小皮が部分的に損傷している

→損傷部分に水分が浸入→水分で部分的に膨張→膨張部分が毛髪一本一本に対して均等でない

→パーマのように計算されたカールではなく、不自然なカールになりヘアスタイル全体が膨張。


要するに

梅雨は湿気が多い→髪の水分コントロールがうまくいかない→広がる

ということです。


逆に、梅雨にぺたっとなる方も同じことが言えます。

湿気が付着率より浸透率のほうが高く髪の比重が増してしまい、ウエット状態に近くなってしまうことです。

主に軟毛や細毛の方に多いのですが、髪質は十人十色なので一概には言えません。

梅雨に限らず、単純なことですが、生活のなかで髪が広がる順番は

お風呂で髪が濡れた状態>ドライヤーで乾かした状態>ドライヤーでのオーバードライや自然乾燥

でして、髪も体細胞の一部ですから、水分と密接な関係があります。

そもそも髪の健康は髪質問わず、「ドライ時に保持できる水分量で決まる」といっても過言ではありません。
健康な状態でドライ時には髪の自重の12%前後保持できているのが理想です。

ダメージなどで水分量が保持できない髪は、単純にもろくなり、枝毛や切れ毛の原因になります。

もちろん、梅雨の湿気の影響も多く受けます。
逆に水分量が保持できている髪は、ツヤがあり、広がりません。そして湿気の影響も受けにくいのです。

 

~湿気のこと~

湿気を中心に考えれば、湿気の少ない通常時には液状の水に単純に影響されている髪も、

湿気の多い梅雨には水分が霧散している訳ですから、通常の髪が広がる順番が当てはまりません。

これが、思われているヘアスタイルが不自然でイレギュラーに影響を受ける=梅雨は困る。となります。

 

原因は以上です。次は「美容室での対策」など。

 

*私の毛髪科学知識は、私が独自に約30年に渡り勉強したもので、諸説あることをご理解ください。

(実際に毛髪にはまだ科学者でも解明できない人体の神秘的な謎が多数あります。例=髪は生きてるのか、死んでいるのか?など)